コンタクトレンズの種類
コンタクトレンズにはハードタイプとソフトタイプ、その中間のソフィーナなど、カラーコンタクトと大まかに4種類あります。
ハードタイプのコンタクトレンズ
ハードタイプのコンタクトレンズの歴史は意外に古く、19世紀の終わりにはガラス製のコンタクトレンズが作られています。現在のようなプラスチック製のコンタクトレンズが作られたのは1948年です。1970年頃には酸素透過性のコンタクトレンズが登場しました。1948年当初のコンタクトレンズは酸素透過性が無く装用感も悪かったためあまり普及しませんでしたが、1970年に入り酸素透過性のコンタクトレンズが発売されると広く普及するようになりました。取り扱いも容易で長期間使用できることから今でも根強い人気があります。
ソフトタイプのコンタクトレンズ
ソフトタイプのコンタクトレンズは、ハードタイプのコンタクトレンズから遅れること10年の1950年代に登場しました。当初はアクリル系の素材を使った水分を含まないタイプのコンタクトレンズでしたが、その後、ゲル状合成高分子体を使った水分を含むタイプが登場し、違和感の無い装用性が人気になりコンタクトレンズの主流になってきます。1988年には使い捨てのコンタクトレンズが登場し、広く普及しました。その後、スタティックキャストレンズ製法が考案され飛躍的に生産量が増加し、ハードタイプのコンタクトレンズを上回る需要につながります。
ソフトタイプのコンタクトレンズのケア
ソフトタイプのコンタクトレンズは汚れが付きやすく、清潔に保つのが難しいことから、日常のケアが重要です。煮沸による洗浄はコンタクトレンズが変形し、角膜のキズの原因になる為、避けたほうが良いでしょう。特に使い捨てコンタクトの場合は、強度が弱いため、煮沸すると変形してしまうので、煮沸をしてもう一度使うことは絶対にしないでください。また、ケア用品は第2世代と呼ばれるAO SeptやコンセプトFなどが汚れ落ちもよく好評なようです。
ソフトタイプのコンタクトレンズの品質
ワンデイタイプの使い捨てコンタクトレンズはメーカーによって品質のばらつきがかなりあることから、通販での購入は避けたほうがよいでしょう。眼科医に処方してもらい使用するようにしてください。また、酸素透過レンズで、薄いほうが酸素を良く通すと思われがちですが、中央部が厚いレンズの方が酸素透過率は高いのです。
ソフィーナなどのコンタクトレンズ
いわゆる水分を含まない非含水性コンタクトレンズです。ケアも容易で異物感もあまり無いことから以前は大分使われていましたが、酸素をほとんど通さないことからあまり使われなくなりました。しかし、現在の連続装用のソフトコンタクトよりも安全性は高く、12時間以内の使用であれば、むしろこちらのコンタクトレンズの方が目にとっては負担の少ない優れたコンタクトレンズです。
カラーコンタクトレンズ
日本に於いては、カラーコンタクトレンズは医療品ではありませんが、目の角膜に直接装用するわけですから、医療用のコンタクトレンズと同じ管理方法で対処しなければなりません。普段からコンタクトレンズを視力矯正に使っている方であれば問題ないのですが、お洒落目的のためだけにカラーコンタクトレンズを使いたい方も、眼科医の診断と処方を受けて利用することが望ましいと考えます。