乱視の症状
乱視になると物が2重に見えたり、光がにじんで見えたりします。特に車を運転する方は要注意です。前の車のテールランプがダブって見えたり、右折信号機の矢印がボヤケて見えるなど安全上の問題があります。夜間は特に症状が強く出ますので、車の運転中に目がとても疲れます。視力は悪くなくても乱視の疑いがある場合は、専門医に相談することをお勧めします。
乱視の矯正
乱視の矯正には、いくつか方法があります。メガネによる矯正、コンタクトレンズによる矯正、レーシックなどの医療的な矯正です。また、乱視の度数を測るものにクロスシリンダーと言う測定器があります。正確な乱視の状態を把握しておきましょう。乱視の矯正で注意しなくてはならないのは、あまりぴったりに矯正すると空間視に違和感を覚えることです。医師やメガネ屋さんとよく相談して、フィッティングしましょう。
メガネによる乱視の矯正
正乱視の場合はメガネによる矯正が可能です。円柱レンズによる矯正で、遠乱視の場合は凸円柱レンズを、近乱視の場合は凹円柱レンズを使います。
コンタクトレンズによる乱視の矯正
乱視の矯正で最も一般的なものがコンタクトレンズによる矯正です。正乱視、不正乱視のいずれも矯正できますが、不正乱視の矯正には主にハードタイプの乱視用コンタクトレンズが使われます。以前は正乱視もハードタイプのコンタクトレンズのみだったのですが、最近のコンタクトレンズの改良によりソフトタイプの乱視用コンタクトレンズも発売されています。
医療的な乱視の矯正
最近開発された方法で、角膜を切開しレーザー照射によって角膜を整形する矯正方法です。開発されてからあまり時間がたっていないので、長期的な検証がまだ確立していないため、効果の持続などは分かっていません。
角膜そのものを矯正する乱視の矯正
角膜そのものを整形する方法に、コルセットのようなハードコンタクトレンズを寝ている間だけ装用することによって整形する、オルソケラトロジーという最新の方法もあります。外科的な行為はせずに角膜の整形ができます。即効性はありませんが、寝ている間だけのコンタクトレンズの装用ですので、利用者の負担が軽減できます。